[企画書]公共事業にチャレンジする秘訣③
▼今日のテーマ
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◎公募要領の「根本原因探し」で企画の独自化を図る
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おはようございます。
プロジェクト・プランナーの我那覇です。
一段と寒くなってきました!!
沖縄も冬を感じる季節ですね〜。
これから、クリスマス、正月と楽しいイベント目白押し。
そうそう、忘年会もあるので、みなさん飲み過ぎには気をつけて。
さて今日は、前回のブログに引き続き、お伝えするテーマは
「公共事業へのチャレンジに向けた第3歩」。
前回のブログでは、、、第2歩として
◎公共事業の「公募要領」「仕様書」が何か?
◎「公募要領」「仕様書」を読み解く方法
をお伝えしました。
その時に、「公募要領」「仕様書」から何かを見つけないといけない。
って言って、終わっていたので、その続きをアップしますね。
さて、難しい言葉がオンパレードの「公募要領」「仕様書」から
一体何を見つけないといけないのでしょうか??
私のブログを読まれている方だったら、もうお分かりですよね。
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▼答え:背景・目的・目標
![[企画書]公共事業にチャレンジする秘訣③](http://img05.ti-da.net/usr/satoshiganahablog/20121207-1.jpeg)
そう、見つけないといけないのは、
▼企画の考え方の基本である「背景・目的・目標」なんです。
![[企画書]公共事業にチャレンジする秘訣③](http://img05.ti-da.net/usr/satoshiganahablog/20121207-2.jpeg)
これがしっかり見つけ切れていないと、「明確な課題と解決策」は
出てきません!!
「明確な課題と解決策」が出てこないと「企画書」は書けませんよね。
「背景・目的・目標」は、公募要領、仕様書には、しっかり書かれてい
るので、必ず見つけて、会議参加者には、事前に共有することが重要
です。
ここで、ワンポイント!!
「公募要領」「仕様書」から「背景・目的・目標」を探し出した時、
書かれていることを見つければ読解を終了する。方が多くいます。
でも、それでは、他の企画競争相手も同じことができますよね。
ここで、更に1歩進むことが、結果として「差」を生むわけですが、、、
みなさん、更なる1歩で何をしたら良いか分かりますか??
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▼答え:背景・目的の追求です。
![[企画書]公共事業にチャレンジする秘訣③](http://img05.ti-da.net/usr/satoshiganahablog/20121207-3.jpeg)
◎なぜ、今この課題が起こったのか?
◎なぜ、公共事業で、この課題を取り組む必要があるのか?
◎この課題で、これまでどんなことで困ったのか?
◎そもそも、なんでこんな課題が生まれるようになったのか?
などなど、「公募要領」「仕様書」で書かれていることから、
◎その根本原因を探す
ことが結果として企画競争の中では、大きな「差」を生んできます。
▼就職支援系の公共事業の事例
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◎根本原因を探さない場合▷一般的には。
▷公募要領・仕様書
・県内の失業率が約7%で、以前高い水準。
・だから、求職者と企業をマッチングする事業が必要。
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▷根本原因を探さずに企画に走ると。。。
・OK!7%を下げる為に、マッチングのイベントを考えよう。
・マッチングイベントに誰を呼ぶ? などなど
◎根本原因を探した場合
▷公募要領・仕様書
・県内の失業率が約7%で、以前高い水準。
・だから、求職者と企業をマッチングする事業が必要。
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▷先に根本原因を探していく
・なぜ、7%から失業率が低下しないのか?
・教育側での就職支援はどうなっているのか?
・これまでの就職支援では成果が出ているのか?
・企業の雇用の受け皿が足りないのか?
・そもそも、親の教育が変わってきたのか? などなど
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▷根本原因を見つけて、企画に入る
・単なるマッチングイベントではなく、親の意識を高めることもやろう。
・企業の雇用の受け皿が増えないといけないので、企業成長の研修もやろう。
※就職マッチングイベントだけでなく、根本の課題解決も含んだ企画が
生まれやすくなる。
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※企画を審査する側からすると、どの企画を選ぶと思いますか?
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上記は、あえて分かりやすい事例で伝えましたが、
どんな「公募要領」「仕様書」でも、基本的な考え方は一緒です。
大切なのは、、、
◎根本原因を探すこと
根本を解決しないと、ずっーと同じことが起こりますから。
このような1つ1つの追求が、結果として「差」を生んでいくので、
みなさんも出来る限り、追求してみてください。
その結果、思いがけない企画が生まれてくると思います。
我那覇さとし
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