[企画のコツ]魅力・特徴・強みを訴えなきゃ!!

Satoshi Ganaha_Vision Projects

2014年06月06日 16:10

▼今日のテーマ
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◎自分たちが思い込んでいる「魅力・特徴・強み」は一度忘れる!!
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浦添市の漁港にある、定食屋!!

800円〜1,000円の金額で、かなり新鮮な海鮮物を提供しています。

▼海鮮丼



▼天ぷら丼




なによりも驚いたのが、このボリューム!!
この金額で、このボリューム??って思うくらい、本当にビックリする。
まぁ、沖縄の定食屋さんって、ボリュームにかなりビックリさせられるところが多いのですが。。。

しかも、ただのボリュームだけじゃない。
漁港の近くなので、とっても新鮮で、美味しい。


この、「新鮮+ボリューム」って、企画段階で言うところの

◎魅力・特徴・強み

って言葉に変わります。


よくある飲食店の魅力・特徴・強みで訴求されるのが、、、

◎安い+早い+上手い

ですよね。


他に似たような言葉では、、、

◎安・近・短(安い・近い・日程が短い)@旅行業界の用語です。

などもあります。



この「魅力・特徴・強み」は、企画を相手に訴求する為に必須の視点です。

ただ、企画やプレゼンテーション段階においては、
自分たちが「魅力・特徴・強み」と思っていることを捨てる必要があります。
※決して、魅力・特徴・強みが無いと言っている訳ではありません。


企画は、誰かに対して、
◎この企画良いでしょ?
◎だから一緒にやろうよ!!もしくは、お金を出しませんか??
ってことを伝える為の書類です。


その時に、どうしても、
自分たちの「魅力・特徴・強み」を伝えがちになるのですが、
これだけの情報化社会においては、
それが「魅力・特徴・強み」として、
相手に訴求できないケースが多々あるのです。
(訴求しても、相手の方が結構知っている場合が多いから。)


魅力・特徴・強みと思っているのは、自分たちだけだった。。。
なんてケースが本当に多くなっています。
※世界的な発見でもあれば、話しは別ですが。


つまり、大切なのは、企画を考えている段階においては、
自分たちの「魅力・特徴・強み」は一度捨てて、ゼロから考えることが
とても大切です。


じゃぁ、どうすれば、「魅力・特徴・強み」をゼロから考えるのか?


答えは、「組み合わせ」です!!


自分たちの会社や自分一人の枠の中で考えるのではなく、
他の会社や他の人(又は他の要素)との組み合わせを考える。


例えば、冒頭の定食屋が企画を出して、誰かに投資を呼びかけるとすると、、、

▼自分たちの魅力・特徴・強みと思っていること
◎ボリューム
◎安さ

▼他の要素
◎海が見える

▼組み合わせ
◎安くてボリューム満点!!しかも、海を見ながら食事ができる!!

って感じになります。

▼更に要素を重ねてみます。
◎海人(うみんちゅ)が朝一で釣った魚

▼最終的に訴求したい結果
◎海人(うみんちゅ)が朝一で釣った魚を、安く、ボリューム満点に提供!!
海を見ながら食事をして、心も体も満腹!!

っていう訴求に繋がります。


海鮮系の食事をボリュームと安さで勝負しているところは、
以外にたくさんあります。

しかし、朝一で釣った魚と海というロケーションまで足していくと、
定食屋では、少ないかもしれません。


みたいに、他の要素を組み合わせていくと、魅力・特徴・強みがドンドン
訴求力を高めていきます。


この魅力・特徴・強みを見つける為にも、一度、自分たちの魅力・特徴・強み
を忘れて考える必要があるんですね〜。


企画の段階で大切なこと!!
◎一度、自分たちが思っている「魅力・特徴・強み」は忘れて
◎他の会社や他の人(又は他の要素)との組み合わせを考える。


そうすると、自分たちでも気がついていない、意外な魅力を発見できると
思います。


我那覇さとし

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