▼今日のテーマ
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◎共感を得るには、、、伝えたいことを
全部書かない。
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プロジェクト・プランナーの我那覇です。
企画塾の第6期がスタートしました。
8名の塾生と一緒にがんばって、楽しくも、苦しくも、そして、有意義な時間に
なるようにしていきたいと思います!!
さて、今回のブログは「企画書」。
突然ですが、企画書で一番大切なことは何だと思いますか?
◎根拠
◎コンセプト
◎内容
◎斬新なアイディア
◎数字(売上・利益)
◎実現性
どれだと思いますか??
実は、どれでもありません。
もちろん、どれも企画書の中で大切な要素ではあるのですが、
企画書で一番大切なことは
◎共感
です。
企画書を見るのも、読むのも、最終的には「人」。
その「人」と一緒に動きたいから企画書があります。
、、、ということは、見た人、読んだ人が「共感」してくれないと
一緒に動こうってなりませんよね。
そう、だから、
共感が大切なんです。
◎すごいなぁ。
◎楽しそうだなぁ。
◎こんなことできそうだなぁ。
◎これを求めていたんだよ。 などなど
さて、その共感を得るには、企画書をどのように書けば良いでしょうか?
それは、伝えたいこと
「全てを書かないこと」。
普通、逆ですよね。
伝えたいことは、全て書きたい。
そう思うかもしれません。
だけど、企画書においては、共感を得たいのであれば「全て書かないこと」です。
「全て書かないこと」をイメージで伝えますね。
▼まずは、全て書いた企画書のイメージ
これ、誰がどう見ても、「三角形」ですよね。
そう、「三角形」って伝えている企画書です。
さて、全て書かない場合の企画書のイメージはどうなるか?
▼全て書かなかった時の企画書のイメージ
これ、「三角形」に見えますよね。
でも、全て書いた三角形と比較すると、歯抜けになっています。
これが、全て書かない企画書です。
つまり、「三角形」ということは伝わるけど、正確には「三角形」じゃない
状態です。
なぜ、この状態が「共感」を得るかと言うと、歯抜けになっている箇所を
見る人が
創造するからです。
見る人に創造させることで、見る人の考えを含むことのできる企画書になります。
=「共感」になります。
▼例えば、見る人の創造がこんな場合だってありますよね。
人は、自分の考えを聞いてくれたり、取り入れてくれたりすると
共感度合いが高くなります。
企画書も一緒で、「ガチガチ=全て書いている」に伝えたいことを書いていると、
見る人、読む人は、自分の考えと「一緒か」「一緒じゃないか」の2者択一
になってしまって、共感できる可能性が少なくなります。
逆に「ゆるーく=全て書かない」に伝えたいことを書いていると、
見る人、読む人は、自分の考えを入れよう(創造)とするので、
共感できる可能性が高くなります。
伝わりますでしょうか?
企画書の魅力は伝えるけど、、、全て書かない。
ちょっと難易度が高い技術ですけど、今後のブログで少しずつこの技術を
紹介していきますね。
お楽しみに。
企画書の作成を楽しんで!!
我那覇さとし