[プレゼン]聞き手の頭の中に引き出しを作る

Satoshi Ganaha_Vision Projects

2012年12月20日 08:15



▼今日のテーマ
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◎人に説明する時は、書かれている紙の構成から説明する
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おはようございます。
プロジェクト・プランナーの我那覇です。


仕事の中では、必ず人に対して説明が必要な場面が多々あります。

▼社内で言えば
◎上司に
◎部下に
◎同僚に
◎役員・社長に

▼社外で言えば
◎取引先企業に
◎お客さまに

どんな企業でも必ず説明する機会があるはずです。


この説明する時に、殆どの場合が、

◎紙資料
◎パワーポイントなどを使ったスライド

を使って説明すると思いますが、たいてい、内容の説明からスタート
する方が圧倒的に多いです。


▼内容の説明からスタートとはどういうことか??
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①これから○○についてプレゼンを行います。
②まず、お客さまが抱えている課題は○○です。
③よって、○○の課題に対応した○○商品を開発すると売上が上がる
可能性が高まります。
     ・
     ・
     ・
◎ありがとうございました。
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とても多いプレゼンの仕方です。


▼内容の説明からいきなりスタートする前に、是非やって欲しいのは、
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①これから○○についてプレゼンを行います。
★本日のプレゼンテーションの構成は、
  1.目的の確認
  2.現状の課題の共通認識
  3.課題の解決策案・・・となっております。
★それでは、早速、1.の目的確認の説明を行います。
★目的確認のスライドの構成は、
  1.スライドの上の方に、このスライドで伝えたいこと
  2.スライドの下の方に、伝えたいことの具体的な内容を表で示しています。
★まず、このスライドでお伝えしたいことは、○○で・・・

     ・
     ・
     ・
◎ありがとうございました。
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2つの違い、みなさんは分かりますか?

内容の説明の前に、

◎プレゼンテーションの全体構成
◎スライド(紙資料の場合は、紙の説明)で書かれている内容の配置

の2点を説明している点が大きく違いますよね。

この2点を説明に取り入れるだけで、聞き手側には、とても分かりやすく
伝わります。


なぜ??


それは、

◎聞き手の頭の中に情報を整理する為の引き出しを作る

から。


説明をする側は、自分の話をしっかり聴いて欲しいと思っています。

しっかり聴いてもらうには、

◎聞き手側が聴きやすい状況を作る

ことが大切です。


聴きやすい状況とは何か??

それは、

◎聞き手側の頭の中を整理してあげること!!


整理しやすいように、話す前に、整理用の引き出しを頭の中に
作って上げることが大切なんです。


▼先ほどの例でいくと、、、
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①これから○○についてプレゼンを行います。
★本日のプレゼンテーションの構成は、
  1.目的の確認
  2.現状の課題の共通認識
  3.課題の解決策案・・・となっております。

※この時点で聞き手側の頭の中には3つの引き出しが出来ています。

★それでは、早速、1.の目的確認の説明を行います。
★目的確認のスライドの構成は、
  1.スライドの上の方に、このスライドで伝えたいこと
  2.スライドの下の方に、伝えたいことの具体的な内容を表で示しています。

※この時点で聞き手側の頭の中には、2つの引き出しが出来ています。
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引き出しを作ってあげると、聞き手側が集中して話を聴いてくれるように
なります。


内容の説明の前に、全体構成とスライドの説明をすることを心がけて
みてくださいね。

我那覇さとし

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