我那覇聖の課題解決塾

[企画書]「削る」大切さ

企画書

▼今日のテーマ
────────────────────────────────────
◎企画書で難しいのはアイディアを「削る」こと
────────────────────────────────────

プロジェクト・プランナーの我那覇です。



みなさんは、企画書を作成する時、難しいことは何ですか??


◎文章の書き方
◎図解の使い方
◎企画書の構成の仕方
◎魅力の伝え方
◎数字の作り方 などなど

企画書っていざ書こうとすると難しいところがたくさん出てきますよね。
1つ1つも難しいことではあるのですが、


私の経験上、企画書を書く時に一番難しいのは、、、

「アイディアや解決策を削る」

という作業です。


削る?どういうこと?って思いますよね。



例えば、ダイヤモンドは原石のままでは、価値がないですよね。
[企画書]「削る」大切さ

このままだったら素人が見ると、、、ただの石??


でも、削ると、、、
[企画書]「削る」大切さ

キレイですよね。
魅力が出てきます。


企画書も一緒です。


企画に必要な情報を収集して、
色々な人とブレストして、
思考のぶつけ合いをして、

その結果、残るのは、アイディアや解決策ばかり。
(つまりダイヤモンドの原石と一緒の状態)


大切なのは、ここからどのように削るかってこと。

削り方次第で、ダイヤモンドにもなれば、ただの石のままになることもある。

つまり、企画で難しいのは、その削り方にあるということです。

じゃぁ、どう「削る」のか?


▼削り方は色々あるのですが、
────────────────────────────────────
企画の目的・目標に対して削る
お客さまのニーズ視点で削る
売上やマーケット視点で削る
地域の課題の視点で削る
企画書を見せる人の共感視点で削る などなど
────────────────────────────────────

実際はケース・バイ・ケースで削り方を変える必要があるのですが、


基本は、、、

あなたが相手に伝えたい魅力を1つに絞ること。


色々伝えたいことはあるけど、、、要は「○○○」が言いたい。

の「○○○」のこと。
この場合、出来る限り一言やキーワードになっているとベストです。
しかも、それがストレートであれば尚ベスト!!

後は、この「○○○」に繋がるアイディアや解決策だけを書けば良いんです。
(企画書的には○○○のことを「コンセプト」って言っています。)



だって、、、好きな人に告白する時、、、

◎あなたの料理が美味しい
◎あなたのやさしいところが良い
◎家庭的
◎一緒にいて楽しい
◎趣味・興味が合う・・・・・って、


誰にでも当てはまりそうな事を
ずっっっっと言われ続けていても困るでしょ。

結局何が言いたいの???ってなりますよね。
(これ実体験じゃないですよ。)


「あなたのことが好き!!」って言えば良いんです。



企画書の場合、なるべくストレートに、しかも一言(キーワード)に絞ると
魅力が増してくる。

その一言(キーワード)が出ると、自然とアイディアや解決策が絞りやすく
なります。


まずは、「あなたの事が好き!!」っていうのと同じ一言を探しましょう。


企画書の作成を楽しんで!!


我那覇さとし



同じカテゴリー(企画書)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。