▼今日のテーマ
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◎企画書で数字を使う場合は
「読み方」を一緒に伝える
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プロジェクト・プランナーの我那覇です。
今回のブログは、企画塾や企画コンサルティング、企画書の作成などを
日々やっている中で、企画書を書く時の注意点をお伝えします。
どんな企画書でも必ず出てくるのが数字です。
◎お金(売上、コスト、利益など)
◎マーケット(お客さんの数)
◎データ集(人口動態、観光客数など)
使い方は、色々ですが、ほとんどの企画書で少なからず登場するのが
「数字」です。
数字があると納得感や説得力が増すので数字を入れた方が良いですよね。
この「数字」、企画書で表現する時は、
「グラフ」を使うと効果的です。
▼数字をグラフ化したサンプル例
グラフを活用すると、上がっているのか、下がっているのかが、
一目瞭然で分かるので、とても便利な表現方法です。
しかし、今回お伝えしたいのは、このグラフを活用した場合の注意点です。
注意点!!
◎グラフを活用する時は、必ず解説を付ける。
分かりやすくて、伝わりやすいグラフを活用することは、
とっても良いことですが、グラフだけ付けて、
そのグラフの解説を書き忘れる人が多いです。
なぜ、グラフを活用する時に解説が必要かと言うと、、、
◎数字は人によって、捉え方が変わってしまう。
からです。
例えば、100万円はあなたにとって、高い金額ですか?安い金額ですか?
っていう質問をした場合、人によって高いか安いかは違いますよね。
◎お金持ちの人は、、、「安い」と言うだろうし、
◎学生からすると、、、「高い」と言うかもしれない。
◎経営者が100万円を月の印刷代って見ると、、、「高すぎる」って言うかも。
みたいに、それぞれの
立場や
環境によって、
数字の捉え方は違ってきます。
企画書において、数字は
「絶対価値」ではなくて、
「相対価値」です!!
伝わっていますか?
企画書で数字(グラフ)を書く場合、
◎企画内容として、提示している数字をどう読むのか。どう捉えたのか。
を書かないと、見ている人、読んでいる人のそれぞれの立場や環境で
勝手に数字を捉えてしまい、伝えたいことと違う伝わり方をする場合が
あります。
数字(グラフ)だからこそ、上手く使うと納得感、説得力に繋がりますが、
違う伝わり方をすると、、、大変なことになっちゃいますよね。
ですので、数字(グラフ)を企画書で使う場合は、必ず
◎数字(グラフ)の「読み方」を一緒に伝えるようにしましょう。
上手く使えると、数字(グラフ)はとっても効果的に働いてくれます!!
企画書の作成を楽しんで!!
我那覇さとし