[企画書のコツ]誰の為に企画書を作っているかの勘違い?!

Satoshi Ganaha_Vision Projects

2012年12月04日 08:30



▼今日のテーマ
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クライアント上司の為に企画書を書いていたら危険!!
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おはようございます。
プロジェクト・プランナーの我那覇です。



私は、仕事柄、たくさんの企業さんの

◎色々な企画書を作成したり、
◎企画書のコンサルティングをしていたり、
◎企画書のアドバイスをしています。


▼世の中には色々な企画書があります。(サンプルイメージ)








たくさん見ていると、面白いことに気がつきます。




それは、、、

「この企画書って誰に読んで欲しいモノですか?」という視点です。


     ↓


     ↓


     ↓


「えっ、そんなのクライアントの為じゃん!!」

社長に説明する為じゃん!!」

自分たちのためじゃん!!」



・・・って思いました??




そう思う方も多いと思います。
実際にそういう企画書が本当に多い!!



でも、本当にその為に企画書ってありますか??


▼私が思う企画者のスタンス
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◎お客さま・・・>商品・サービスを受ける人
  ↑
◎社長やクライアント・・・>企画に対して決裁権(Goサイン)を出す人
  ↑
◎企画者・・・>お客さまが喜ぶ姿を描く人
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・・・と書かれると、企画者のスタンスって
「企画が実現した時のお客さま」の為に書かないといけませんよね。




でも、実際には、、、


決裁権(Goサイン)を出す人をいかに「説得・納得させるか」
一生懸命な企画書がたくさんあります。



企画をする人の気持ち的には、決裁(Goサイン)をもらわないと、
俗に言う「お蔵入り企画」になるので、分からなくもないのですが・・・。


しかし、大切なのは、あくまでも


「企画が動いて、生み出された商品・サービスを受ける人(お客さま)を
イメージして作る。」



ことが大切だと思います。



私の経験からすると「お客さまが喜ぶ姿」をイメージできる企画書は、
結果として「決裁(Goサイン)も出やすい」と思っています。



「ほんとうに??」


「お客さまの喜ぶ姿をイメージさせてもGoサイン出ないよ。」



と思われる方もいるかもしれません。




その場合、多分、企画書での伝え方が問題なのではないでしょうか?



その企画書、、、しっかりお客さまの喜ぶ姿が伝わっていますか??


◎文章で分かりやすく喜ぶ姿が伝わっていますか?

◎写真やイラストを用いて、喜ぶイメージを伝えていますか?

◎図や表を用いて、喜ぶであろう仮説を伝えていますか?

◎お客さまが喜ぶと思う根拠を伝えていますか?

◎色やフォントから喜ぶ姿を伝えていますか? など



企画書の全体を通して、伝えたいメッセージを発信しなくては、
伝えたいメッセージは相手には届きません!!




あなたは、誰の為に企画書を書きますか?



我那覇さとし

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